
世界中には様々なホリスティック医学がありますが、
人々が最も気になることはその治癒率でしょう。
これまで医療の中心となってきた西洋医学について近年さまざまな問題が指摘されていますが、
目覚ましい治療技術の進歩により、高い病気の治癒率を誇っていることは否定できません。
しかしその治癒率が今、限界に来ていると言われています。
一般的に治癒率とは病気、すなわち肉体的な異常が治る割合のことを指しています。
ホリスティック医学の一つにスピリチュアル・ヒーリングがありますが、
この治療は病気を治すことが目的ではなく、
人間の「霊的救い」を達成することが本来の目的とされています。
「霊的」な部分の治癒は表面的には分かりにくく、
他人には実際に治癒しているのか判断できません。
しかし治療を受けた本人は明らかにこれまでと違う自分に気がつくことができるのです。
つまり肉体的な症状の変化が見られなくても、霊的、
精神的な部分の一部が治癒していることが多くあるということです。
肉体的な治癒が現れるかどうかは患者自身によるもので表面的な結果にすぎないと考えられています。
また、スピリチュアル・ヒーリングでは病気の原因にはカルマによって引き起こされるものがあると考えられ、それはどのような治療を受けても治癒しないと考えられています。
こういったことから、スピリチュアル・ヒーリングにおいて、
治癒率ははた目から計れるものではなく、
治癒率という概念は全く通用しないということになります。
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