東京大宇宙線研究所は9日、岐阜県飛騨市のニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」のタンク内部を報道公開した。
タンクは直径39メートル、高さ41メートル。内部には素粒子ニュートリノをとらえる「光電子増倍管」約1万1100本が配置され、金色に輝いていた。
同研究所は、宇宙初期から起きていた超新星爆発で蓄積された「超新星背景ニュートリノ」の観測を目指し、タンクの改修中。通常は5万トンの純水を蓄えているタンクから水を抜いたため、内部に入ることができた。改修作業は10月中旬まで行われ、来年1月に観測を再開する予定。
スーパーカミオカンデでは1998年、梶田隆章同研究所長らがニュートリノに質量があることを示す「ニュートリノ振動」の証拠を発見。梶田さんは2015年のノーベル物理学賞を受賞している。
〔写真説明〕改修工事のため報道陣に公開されたスーパーカミオカンデのタンク内部=9日午後、岐阜県飛騨市
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
何度見ても幻想的だな……水を抜いてもそれは何ら変わりないぜ
これ本当すごいよなぁ… 一体いくらしたんだろ(小並
光電子増倍管という言葉のカッコ良さよ
↑建築費:104億 ちなみに次に計画されてるハイパーは、800億予定!
ハイパーの建設費の70%は土木建設費です。
すっごい美しい光景。見入っちゃう
今この瞬間にも、自分の体を何万もののニュートリノが通過していってるってんだから宇宙ヤバイ
SF!!って感じだねえ(現実だけど)
とても恥ずかしい事なんだが...あの周りについてる黄色のピカピカは、ずっと電球か何かかと思ってた センサーだったんな。勉強になった
ハイパーカミオカンデが楽しみだ。陽子崩壊って本当に起きるのかな?
事業仕分けの対象として予算削減の危機になった民主党政権時代からもうすぐ10年ですね
テレ東はカミオカンデの水抜いてみたで特番作ったらええやん
>>SUZUKIん。あのセンサは1個数十万円するしめっちゃ脆いよ。「カミオカンデ 事故」で検索するとその脆さがわかる。
あのガラス管は地球から月で使われた懐中電灯の明かりが検知できるくらいに高精度
「5万トンの純水」を維持するタンク内部構造と機器凄いな、又内部の映像も圧巻。
カグラってまだ稼働してないんだっけ?
この中を一秒間に何千兆というニュートリノが通過するが、検出できるのはごく僅かという
この装置開発した奴頭おかしいやろ(誉め言葉)
カミオカンデの水ぜんぶ抜く
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