「知らんけど」――。関西出身者が会話の語尾に使うこの言葉をめぐり、インターネット上でちょっとした議論となっている。
関西とゆかりの無い人から、否定的な意見が寄せられたためだ。
「バカにされてるみたいで、不愉快です」
Q&Aサイト「発言小町」で2018年11月28日、「知らんけど」の使用に疑問を呈す投稿があった。
投稿者は、真面目に話を聞いていたにもかかわらず、最後に「知らんけど」を添える人がいると指摘。「自信がないとか聞きかじりで不正確かもしれない情報なら、最初に断り入れませんか?」と不快感をにじませている。
投稿には12月6日現在で115件の返信があり、賛否両論だ。賛同者からは、
「わかる!(主人が)『あの辺りは治安が悪い』と私に言ってくる。その後に、『知らんけど』と。『なら、言うな!』と突っ込みたくなりますよ」
「会話の最後に頻繁に『知らんけど』とだけつけられると、なんかバカにされてるみたいで、不愉快ですよね。軽い雑談なら、お互いに不確かな情報もあることや、そこまで真剣じゃないと分かっているから、敢えて『知らんけど』付けなくて良いよ!逆に真剣に話している時なら、『知らんけど』って言い回しはないでしょ!と、どちらにもイライラする」
といった声が上がった。一方、関西出身者とみられる人からは、
「ごめんなさいね~。それ、関西人の定石なんです」
「必ずしも嘘をついているとか、不確実な事を言ってるわけじゃありませんよ」
と理解を求めている。
心理学者2人の見解は?
臨床心理学者で一般社団法人「こころぎふ臨床心理センター」(岐阜市)センター長の長谷川博一氏は12月6日、J-CASTニュースの取材に、「知らんけど」をこう解説する。
「前に述べたことが『確定的でない』『伝聞情報である』と、自分の発言の信憑性について責任を回避することが考えられます。また、『他人事である』のをアピールする場合にも使われるようです」
「知らんけど」を頻繁に使う人の特徴としては、「物事を大袈裟に言い、多弁な傾向にあるでしょう。自信に乏しい人も用います。大阪では、大袈裟に言ったり、尾ひれをつけて言ったりする風土があり、これが頻出の要因の一つかと思われます」と分析する。
発言小町での返信では、「せめて冒頭で『知らんけど』を言ってほしい」との要望があったが、「最初から話すと、聞く人の注目度が下がるので、好まれません」(長谷川氏)
自身も関西出身で、「知らんけど」を使っている関西学院大学文学部の三浦麻子教授(社会心理学)は、「なんや、知らんのかいな!」とツッコミを期待して使う場合もあるという。
「関西人は、と一般化したいわけではないですが、コミュニケーションを『楽しむ』際に多用されるとも思いますので大目に見ていただければ私としてはありがたいです」
(J-CASTニュ-ス編集部 谷本陵)
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
せや な
7〜9割方合ってるけど残りは個人の感想やらタイミングやらで変わるからな〜そこまでガチガチに保証できないときによく使うんとちゃうか?しらんけど
なんで言語学者やなくて心理学者に訊いとるん?
知らんけどは「(あんたにとってはどうか)知らんけど」ってほうが多い。残りは詳しくは知らんけどとほんとに知らない
せやな、大阪のおばちゃんたちを優しくしないと痛い目にあうで。
知らんがな
自分の知識のことじゃないと思うけど…
せやろか?
『確定的な情報ではないけど』っていうことを、自分から正直に添付してるだけなのでは?逆に誠実だと思うけど。
フツーの日常会話の口癖みたいなもんやで。知らんけど。
知らんがな
人のことを自分とか言うなよ
万事適当な大阪らしいな、知らんけど
あほくさ
どうせこの程度でイラつくのは別の口調でもイラつくから。
実際には知らないけど俗説を言うってことを白状してると思えば、俗説をさも自分が知ってるように言う人よりは誠実な態度だと思います。
今のは話題や情報としては言ったけど、鵜呑みにしたらあかんで的な。確かに話をおばちゃんら見てると大げさ盛ってる責任を放棄する為に使っとるかもな。 知らんけど
知らんけど=実際には見とらんけど、聞いた話ではそうらしいで
「知らんけど」なんて言ってる関西人は知り合いにひとりもいないな。
これはあくまで自分の意見であって他の人がどう思っているかはまた違う意見もあるかもねって言うのを縮めて「知らんけど」って事なんだと思う。知らんけど。
方言を字面通りに受け取って怒るのはむしろ自分の常識を押し付けているといえないか? 文化の違いは相対的だ。気に入らないのは仕方がないとしても、必要以上にカリカリしてもいいことないと思うよ。知らんけど。
「知らんけど」に対して文句言う人は心の余裕が無いんだなと思う。俺はむしろ言ってくれる方が誠実さを感じるけどね。(誠実さを持って言っているのか)知らんけど。
文化や方言によって色々な言い回しや何となく言ってしまう言葉って必ずあって。そんな些末な事を気にするより内容を良く聞け。って思うんだが。
まあ『これはこうした方がいい。絶対そう』とか言われるより『これはこうした方がええで。知らんけど』とか言われると『せやろか?』ってなるね
顔がプリントされたヒョウ柄のトレーナーきてるおばちゃんも取り揃えてるいらすとや有能やな。知らんけど。
昭和時代、横柄な警察官を「おいこら警官」と呼んだが、それは明治維新直後は警察官に薩摩出身の人が多く、薩摩弁で人を呼び止める時の方言「おいこら」から来ている。耳慣れない人間にとっては上から目線に感じて甚だ不愉快な言葉だったろう。が、ただの方言だと理解すれば何の事は無い。そう言うもんだと思うんだが。
え?関東人も結構普通に使うだろ。知らんけど
別にいいんじゃないの?知らんけど。
語尾に使うとは限らないぞ。最初に言う事もある
本来の日本語(やまとことば)発祥の地域であり、当代そちらの方が永らく日本の首都を担ってきたことを思えば、むしろ愛着の湧く粋な言い回しでもある。
英語みたいに副詞的に作用させてると思えば良いんちゃう?合ってるか知らんけど!
俺はどっちでもいいけど
別に知らんけど、そう思う人もおるっちゅうことにきぃつけて喋れってことかいな?そんなもん知らんがな。そんなんいちいち言うてたら喋られへんわ。
冒頭に「知らんけど」ってつけたら、相手は最初から聞く気がなくなるやんけ。話を聞いてほしいから最後につけるんだ。そして大体は「(あんたにとって大事な話か)知らんけど。」ってことだ。そこで「知らんのかーい!」って突っ込めるかどうかが東夷の蛮族と関西人の違いだろ。知らんけど。
別にイラつきはしないなこんなことでイラつくとか心がせまいの?
おまえらみんなシラ・ンケド村の村人かっつーの!
わかんない!つぎ!
人のあげ足取るの大好きなんだなぁ。心底くだんね
ニコニコニュースの記事とかあてにならないものが多すぎるから、むしろ記事の文末に「しらんけど」つけてほしいくらいだ。
『知らんけど』最初に言うこともあるし最後に言うこともある。ニュアンスとしては「聞いた話だけど」だが、他の人がどういった意味で使ってるかは知らんけど
関西人じゃなくても使うじゃん?知らんけど
タブンネ。とかなら良いんじゃないの
全然何言うとんかわかれへん方言よりマシちゃうん?知らんけど。
よく知らんけど、なら角立たないかもね。意味が同じになるか微妙だけど。正直、個人的には面倒臭い奴だな、とは思う。
どうせこうなんだろ?とか、あれはこうなんだろ?知らんけど。とかいつもいう奴がいて不愉快極まりない。知らないなら適当事言うんじゃねえ
知らんけどってことは、聞く方も話半分で聞けばいいって話だろ、聞き逃しても問題ないってことだろうから聞いてる方も楽でいいじゃん
せやな
また今度とかに比べたらマシ
知らんがな
ま、どうでもいいんですけどね。(みつまJAPAN
最近この言葉を聞くと茜ちゃんが出てくるから困る
色々言った後に、「なんちゃって」「嘘だけど」みたいなもんかな。濫用されるのは嫌だな
こうやってやたらと関西圏の人を貶すの何なん?
「知らんけど」と「うっそぴょ~ん」ひどいのはどっち?・・・(´・ω・`)。
関西周辺でしか通じないのは確かだかなんだから、友達や身内でもない限り極力控える必要はあるんじゃない?話の内容によっては無責任にしか聞こえない場合もあるだろうし。
上の画像で言えば「(個人的に)ここのたこ焼き美味いで!(あなたの味覚に合うかは)知らん(わからない)けど~。」って意味じゃないのかね。
なんか「しらべぇ」が「しらねぇ」になってても気付かないと思った、知らんけど。
>>『なら、言うな!』と突っ込みたくなりますよ」、よしその意気やで!
知らんがな
東の「どうでもイイケド」、西の「知らんケド」。
英語の maybe みたいなもんやろ、知らんけど
言ったこと全部に付けるんじゃなかったら別にいいんじゃないの。知らんけど。
なんでやねん!って突っ込みを待ってるねん
この手のやけに言葉のニュアンス汲み取れない&いつまでも環境に馴染めない人間苦手だ。知らんけど
知らんけど→「あんたがそう感じるかは分からんけど」「そういう噂があるんやって」この程度の軽いニュアンスなのに、*にされてるとか勝手な思い込みで陰口叩かれてたらたまらんやろ
自分の感想のときは言わんやろ。情報とか言うときの下の句みたいな感じやし。知らんけど
「~。知らんけど」は無責任な言いっ放しを笑いに寄せた言い回しだけど、およそ、日常生活で聞かない言い回し。他人の受け売りを浅い理解のまま伝播するなら「~らしいで」「~やねんて」で自分を出さない。他地域の人もTVで芸人かメディアが作ったイメージ通りなオバちゃんからしか聞いたことないんじゃない?使う人がいたら、TVの影響を受けやすい若年ミーハー層としか思えん。
こんなん心理学者にまで聞かんでも普通に分かるやろ?知らんけど
Cats←それ「好きかしらんけど」なら通じるけど、「知らんけど」なら知らないけど適当に言ってみたっていう冗談かと思う。コメントのわかってる側でも意味が3通りくらい解釈してる人いるから、単に言葉足らずなせいで伝わってない場合も多そう。長い時間真剣な話し合いしててたのに最後に言われたらイラッとするのはわかる。ものによっては真面目に聞くんじゃなかったって思う。
大阪のいう『知らんけど』は『~かもしれない(断言しない可能性の示唆)』と同じ意味じゃないの? 東京『〇〇の方が良いかもしれない』 大阪『〇〇の方が良いよ、知らんけど』って感じで大阪は一度断言してからそれを覆す言い回しをしているから、例えば味覚のように自分では断言できる内容でも使えるくらい活用範囲が広がっているんじゃないのかな? 知らんけど
九州圏だしおばちゃんでもないけどたまに使うし使ってる人たまに見る。別にこれ関西に限ったもんでもないんちゃうの?知らんけど
言うてるのは少数やろが! しらんけど。
関東で言う「○○じゃね?」と同じニュアンスやろ、知らんけど
何でも言うことを聞いてくれるアカネちゃんに聴いてみよう。
ええんとちゃうん?知らんけど
「知らんけど」は「よく知らない事だけど」の略。知らんけど⇒確証は持てんけど⇒~かもしれん 程度に理解しておけば腹も立たんでしょ。 あと『ここのタコ焼き美味しいで、知らんけど』は間違った用例
I don't know but ~
おっしゃる通りでございます。知らんけど
>バカにされてるみたいで不愉快って、おいおいそれは誤解だよ~
某フレッシュなラジオ番組聞いてるから、それ聞くと「知らんけどいただきましたー!」って言いたくなる。
状況によるだろ
状況によるねー。興味が無い時、相手に当てはまるか解らない時、噂で聞いてて実際の所は知らない時とか。区別は、その時のニュアンスで理解して下さいオナシャス!(*´ω`*)
たぶんね、とかそんなニュアンスなんでしょ。知らんけど
3分くらい長々と意見を述べておいての最後の知らんけどは遠島もの
話をしてて自分の知らんこと・興味のない事でも盛り上げようとしたり話に付き合ってくれる関西的優しさもあると思うんよ。
人に聞いた話には大抵つけるかな
なんでやねん
「我関せず」とでも言えば満足するのか?
それこそ知らんがな
裏は取ってないよってことわってるんでしょ?別にイラつかないなあ。
多用するならただの口癖やろ。しらんけど
株の掲示板でよく見る言い回しだったけど関西の方言だったんだなあ
ポックル←関東でもたまに使う人はいるけど、関西特有の定番の冗談としての使い方とか、それまではずっと自信満々に断言してたのに急に最後に知らんけどをつけるとか以外にも関西の人だけ別のニュアンスで使ってたりするんじゃないか?っていう話なんだと思う。関西文化関係なしに何でも最後に知らないけどって連発する人が嫌って話なら、単純にそりゃモヤモヤするかもねって感じ。
別に良いんじゃない?他人の事とやかく言うくらいなら自分の考え変えた方が早いと思う、知らんけど
直前の言動の信用度を著しく落とすと感じられる。たとえそれが人から聞いた話のことであっても、それすら本人が適当に言っているように思う。単に人から聞いたことがある、~で聞いたことがあると言えと。
一番使うのは関西人って知らんけどって言うらしいねーって言われた時ね。知らんけど
知らんけ~ど~♪知らんが~な~♪
コメ民のセンスを疑うわ。知らんけど。
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