【最新】注目情報 黄金比って何?「人間に刻まれた美的感覚」


Credit: Vladanland

ビジネスの場で活躍する「名刺」ですが、もし、その形が正方形だとしたら、どう感じますか?「違和感を覚える」「なんだかしっくりこない」という意見の人がほとんどでしょう。このような感覚になるのは、単に今までの名刺の形に慣れているからだけではありません。

名刺の形が「黄金比」と呼ばれるルールに従って作られたものであり、人間は本能的にそれを心地よいと感じるからなのです。

多くの人が、「黄金比」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?情報誌やテレビインターネットに取り上げられるようになって以来、学者やデザイナーだけでなく、一般の人にとっても身近な言葉となりました。

黄金比とは実際にどのようなものなのでしょうか?このルールは学者でなくても簡単に理解できるものです。一緒に考えてみましょう。

黄金比とは

黄金比とは、「人間が最も美しいと感じる比率」のことです。ちなみにその比率は、「1:1.618」となっています。

※正確には、「1:」なので、「1:1.6180339887……」と限りなく続きます。

黄金比を利用した図形

この黄金比を応用した図形は非常に美しいとされています。

Credit: wikipedia

この長方形は「縦:横=1:1.618」となっており、「黄金長方形」と呼ばれていて、名刺や美術作品などに利用されています。

例えば、ギリシャのアテネにあるパルテノン神殿は黄金長方形を利用してデザインされたようです。

Credit: fredfield

他にも、「モナ・リザ」などの有名な芸術作品には黄金比が活用されています。

アップル社のロゴにも黄金比が隠されています。

Credit: widewalls

感覚的に「美しい」「センスがいい」と感じるものには、黄金比が隠されていることが多いのですね。

では、私たちが黄金比美しいと感じる理由は、単に人間の感覚的要因によるものだけなのでしょうか?もちろん、そうではありません。実は、もっと深い理由が隠されています。黄金比の秘密を掘り下げていきましょう。

黄金比と関係のある数列

黄金比は数学的にも美しいとされています。私たち人間はルールのある数列に心地よさを感じるものです。

例えば

1,2,3,4,5,6,7,8…
②26,3,408,79,44,2,9…

①と②であれば、どちらの数列を心地よいと感じますか?

多くの方が①と答えるでしょう。なぜなら、数列にルールがあり、それを理解できるからです。

これと同じように、ルールのある数列の中にフィボナッチ数列というものがあります。これには「前の2つの数を加えると次の数になる」というルールがあります。

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数学的に美しいフィボナッチ数列は、黄金比と深い関係があります。数列の隣同士の比率を考えると、黄金比である「1:1.6180339887……」に近づいていくのです。

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黄金比フィボナッチ数列の関係性は図形で考えるとより分かりやすくなります。フィボナッチ数列の数字を1辺とする正方形を並べると何になるでしょうか?

Credit: mathforum

図のように、「黄金長方形」になりますね。このことは、黄金比フィボナッチ数列の深い関係を示しているだけでなく、私たちが黄金比による図形を美しいと感じる理由の証明ともなっています。

人間が黄金比によるデザイン美しいと感じるのは、その中に数列的ルールを見出すことが出来るからでもあるのです。

自然界に見られる黄金比

黄金比は単に美しいだけでなく、「神秘的」だと言われています。なぜなら、黄金比を自然界から発見することが出来るからです。

植物の花びらの数はフィボナッチ数であることが多いという事実をご存知でしたか?

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植物の葉っぱも、茎を中心にしてフィボナッチ数列の方向に生えていくことが多いです。2方向、3方向、5方向、8方向に生えていきます。この生え方をすることによって、自然と葉同士が重ならずに、光合成の効率を上げるようになっています。

Credit: marvelousmanipulativemath

ヒマワリの種の並びにもフィボナッチ数列が関係しています。

Credit: depositphotos

ヒマワリの種は、時計回りと反時計回りの螺旋状に種が並んでいます。それぞれの螺旋の数の比率は黄金比になっているようです。ヒマワリの顔は円形ですが、円の内側にたくさんの種を並べるには、この並び方が一番効率的なのだそうです。

フィボナッチ数列の正方形を並べていくと黄金長方形になることは示しましたが、一つ一つの正方形の角を、円を描くように繋いでいくと下図のような螺旋が出来上がります。これは「黄金螺旋」と呼ばれているものです。

Credit: depositphotos

この黄金螺旋は、どこかで見たことのある形ではありませんか? 実は、台風の渦は黄金螺旋に近い形になっているのです。

Credit: tumblr

自然界に黄金比がみられるということは、「自然界のルールの中にも黄金比が組み込まれている」ということです。そして、そこからは、効率性や環境との調和を読み取ること出来ます。人間が黄金比を心地よいと感じるのも納得できますね。

黄金比を人が好む理由

黄金比デザイン的にも、数学的にも、自然的にも美しく心地よい」ということは分かりましたね。しかし、次のように感じる人も多いでしょう。

「どうして、人は黄金比を好むのだろうか?」

答えは簡単です。「黄金比が自然界のルール」だからです。

Credit: depositphotos

自然界(宇宙全体)にはルールがあります。例えば、重力や分子間力、元素反応などです。それらには不変のルールがあり、方程式として表現することが出来ます。人間は自然の法則を見出し、活用したにすぎません。

黄金比も同様です。黄金比は人間が偶然考えついたものではありません。私たちにとっての科学と同じで、自然を観察し、そこから得たルールなのです。

人間も自然の一部ですから、自然界のルールを心地よいと感じます。自然の摂理に沿って、糖分を甘く美味しいと感じるのと同じように、自然界のルールの1つである黄金比を見た時には、それを心地よいと感じるのです。

黄金比を活用していこう

Credit: Vladanland

黄金比は人間が本能的に好む比率です。特に、デザイン関係に当てはめると、多くの人が自然と美しいと感じるものを作りだせるでしょう。

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written by ナゾロジー編集部
黄金比って何?「人間に刻まれた美的感覚」


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

素晴らしい記事だった。もう少し噛み砕いて書いてくれると有難い。何となく意味は理解できた。


道端に黄金比の形の*があったら、見た人は「美しい!」って思うんだろうか(笑)


フィボナッチ曲線をファインダーに表示するカメラもある。本等で作画例を見るとなるほどなと感心するが、自分で撮るとピンと来ない。構図に合った被写体が無い、というか自分の感性が鋭く無い。


黄金比という言葉は絶対領域で知った


どうしても出てくる図形処理上の比率・形式って感じだけどな。例えば「美しい」ではなく「整ってる」「見やすい」「使いやすい」っていう比率。統計上では7割程度の人が「馴染む、これはいい」と感じる比率、形式。日本だと白銀比1:1+√2 もあって、こっちも人気がある


アップルロゴの説明はよくわかんなかった…。


Appleのロゴ(黒ベタ)って三代目だったような?


等間隔で整備された施設や重量配分のバランスを取る方が合理的だ。合理性こそ真の黄金比


ミロのヴィーナスも黄金比がどうたらだっけ


幾何学じゃん


五角形の1辺の長さと対角線の比だったっけ?


まず最初に言っておく。このコメント欄で「できるわけがない」という台詞を4回だけ言っていい


白銀比てのもあるよね


白銀比も好き。A4やB5などで目にする比なので、現代人にはもしかしたら黄金比よりなじみ深い比率かもしれない。


黄金比にのっとってるのか知らんが、この猫の絵はちっとも美しいとは思わんなあ


常に身近にあったがゆえに、この比をもつ物体になじみを感じるようになったのかもしれんね。逆に言えば、この比を持たない存在を異物と認識する可能性さえあるね。人間の五感に関しては、よくわかんないことだらけだね。


昔は構造計算とか無くて経験則だったんだろうけど、今なら応力が均等に分散できるとか剛性が高いということで、黄金比が美しいと言えるんだろうなあ。


記事冒頭でいきなり正方形を美的に否定してるけど1:1の比率、正方形や立方体、それに収まる真円・球は普通に美しく感じる


黄金比で描かれたエロ絵だと達するのが早くなる・・・?




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