朗報|お勧め 「授乳中の母親の飲酒はダメ」は科学的にはウソである


「授乳中の母親は飲酒をしてはいけない」「カフェインを摂取してはならない」。赤ちゃんを持つママに関するこうした「噂」は正しいのか。医師であり自らも母親である森田麻里子氏が、科学的根拠に基づいてさまざまな疑問に答えていく——。

※本稿は、森田麻里子『科学的に正しい子育て』(光文社新書)の一部を再編集したものです。

■母親が摂取したアルコールは赤ちゃんに影響するか

授乳中のアルコールについても、妊娠中と同様に「できれば避けたほうがいい」「このくらいなら大丈夫」などいろいろな意見があるので、混乱してしまうかもしれません。

そもそも、ママが摂取したアルコールは、どのくらい母乳に出てくるものなのでしょうか?

実は、吸収されたアルコールは母親の血中からすみやかに母乳中に入っていき、母乳中の濃度は母親の血中とほぼ同じになることがフィンランドの研究からわかっています。

たとえば50キロのママが30グラム、つまりビール500ミリリットル程度のアルコールを摂取して30〜90分後に赤ちゃんが200ミリリットルの母乳を飲んだとします。

すると、赤ちゃんは母乳を介して約0.15グラムのアルコールを摂取することになります。これを体重あたりで換算すると、ママが摂取したアルコールのおよそ5パーセントになります。

そのため、授乳中のママがアルコールを多量に摂取すると、赤ちゃんも母乳を介してある程度の量のアルコールを摂取することになり、短期的には赤ちゃんが傾眠状態になったり、ホルモンバランスが崩れたりする可能性があります。しかしこれまでの研究では、長期的にどのような影響があるか、また赤ちゃんの発達にどんな影響があるかは、まだ意見が一致していません。


■「このくらいなら大丈夫」は決まっていない

母親のアルコールが増えると、子どもはどうなるか?

一つの例として、オーストラリアの研究者によって発表された、授乳中のアルコール摂取と子どもの認知能力についての研究結果をご紹介しましょう。

この研究では、5107人の赤ちゃんとその母親について、2004年から2年ごとに追跡した結果を解析しています。その結果、母親のアルコール摂取量が増えるほど、子どもが6〜7歳になったときの非言語的推理力(複数の図形から法則性を見つけて穴埋めする問題)の点数が下がっていることがわかりました。

この研究では、母親のアルコール摂取量をアンケート形式で点数付けしています。お酒を飲んだ量が少ない場合、たとえば「去年は飲んでいない」「月に1回以下」などと答えた母親でも、「全く飲んでいない」人に比べて1点ずつ点数が上がるようになっています。それでも、アルコール摂取量の点数が増えるほど悪影響があるという結果になっていたのです。

つまり、授乳中にアルコールを飲めば、それがたまにであっても、赤ちゃんに影響する可能性があります。同じ量のアルコールを飲んでも、ママの体格によって母乳中の濃度は変わってきますし、アルコールの代謝能力は個人差も大きいです。どのくらいのアルコールなら飲んでいい、という一定の見解はありません。

■多少の飲酒が赤ちゃんのためになることも

それでは、実際どのくらいの影響があったのでしょうか? 6〜7歳時点での非言語的推理力の点数の中央値は14点でしたが、アルコール摂取量のスコアが1点増えると、非言語的推理力のスコアが0.11点下がる、という結果になっています。さらに、その影響は10〜11歳時点では消失しています。

授乳中のアルコール摂取の影響は非常に大きいとはいえず、これまでの研究結果からは、少しでも飲んだら大変なことになる、とまではいえないようです。

大前提として、アルコール摂取は少なければ少ないほどいい、というのが私の意見です。ただ、この意見には、私がそれほどアルコールを好きではないことも、多少影響しているかもしれません。

お酒を飲まないことがほとんどストレスにならないママもいれば、ものすごくストレスになるという方もいらっしゃると思います。お酒をときどきちょっとでも飲めば、それだけでリラックスして笑顔で育児を楽しめる、ということであれば、その方が総合的に赤ちゃんのためになる場合もあるのかもしれません。


■お酒を飲む時間帯に要注意

また、一般的にお酒に弱いというと、お酒を飲むとすぐ顔が赤くなる人を思い浮かべるかもしれません。しかしこれはアルコールではなく、アルコールの代謝産物であるアルデヒドの代謝速度が影響しています。日本人の約半数はアルデヒドの代謝が遅いのですが、アルデヒドは母乳中には分泌されないといわれていますので、これは少し安心材料かもしれません。逆に、顔が赤くならないタイプでも、お酒が残りやすい人はアルコール自体の代謝が遅いのかもしれず、要注意です。

母乳中のアルコール濃度は、アルコール摂取から30〜60分後が最大となるといわれています。もし、どうしてもお酒を飲みたいという場合は、アルコール濃度の高くないものをグラス1杯程度にとどめ、授乳するまでに2〜2時間半以上の時間をあけると、影響を少なくすることができるといわれています。

個人差も大きい部分ですが、授乳中はお酒を飲まないことにするのか、飲むとしたらどのくらい飲むのか、リスクを知った上で判断していただけたらと思います。

■「授乳中カフェインを一切摂るな」は間違い

授乳中のカフェイン摂取についても、あまり気にせず摂取していいとする意見と、控えたほうがいいという意見がありますね。たしかに現在では、授乳中にママがカフェインをある程度摂取しても、赤ちゃんに大きな影響はないという意見が主流です。ある程度というのは、「コーヒー2〜3杯」が目安になっています。しかし、大きな影響がないといっても、少しは影響がある可能性があるのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。

研究では、生後3〜6カ月頃までは、カフェインの代謝が大人より遅いことがわかっています。

たとえば、1979年カナダの研究では、治療のためカフェインを摂取している、生後8日から8カ月の赤ちゃん10人を対象に、尿中のカフェインの量を調べました。すると、生後3カ月頃までは8割以上のカフェインがそのままの形で尿中に排出されていましたが、その後は代謝された形で排出されるようになっていきました。7〜8カ月頃には、大人と同じレベルの代謝能力となり、9割以上のカフェインは代謝された形で排出されていました。


■カフェインの排出には時間がかかる

また、1985年アメリカの研究では、新生児の赤ちゃんとその母親を対象に、母親のカフェイン摂取量と赤ちゃんの血中カフェイン濃度を調べています。母親は最初の5日間に1日750ミリグラムのカフェインを摂取し、次の4日間はカフェインを摂取しないようにしました。すると、母親がカフェインを5日連続で摂取した後の母乳中のカフェイン量は、最も低い母親では検出できない量で、最も高い場合で28.6マイクログラムでした。また、赤ちゃんの血中のカフェイン濃度は、最も高い子でも1ミリリットルあたり3.2マイクログラムでした。その後4日間カフェインを摂取しないと、母乳中のカフェイン量は検出できないくらいに下がりましたが、2人の赤ちゃんでは、5日目と変わらないくらいの量のカフェインが血中から検出されました。月齢の低い赤ちゃんでは、一度カフェインを摂取すると、排出に何日も時間がかかることがあるということです。

■赤ちゃんへの影響はごく小さい

しかし、750ミリグラムとか500ミリグラムというのは、コーヒー5〜9杯分とかなり多い量です。もっと少ない量だと、どうなるでしょうか。

1979年アメリカの研究では、母親が150ミリグラムのカフェインを摂取すると、その30分後には母乳中のカフェイン濃度は1ミリリットルあたり1.1〜2.3マイクログラムになることを示しています。コーヒー1杯のカフェイン量が90ミリグラム程度なので、コーヒーを飲んだ後の母乳中のカフェイン量として、かなり実際に近い数字だと考えられます。この研究では赤ちゃんの血中カフェイン濃度は調べられていませんが、体重5キロの赤ちゃんが母乳200ミリリットルを飲んでも、摂取するカフェインの量は体重1キログラムあたり0.08ミリグラムとなります。これは、体重50キロの大人がコーヒー1杯分のカフェインを摂取した場合の、20分の1程度です。体重あたりの割合で考えても、かなり少量といえるでしょう。


■母親がコーヒーを飲むと赤ちゃんは眠れなくなるのか

カフェイン赤ちゃんに及ぼす影響を実際に調べた研究もあります。

2012年ブラジルから発表された論文では、ママが摂取したカフェインによって、赤ちゃんの睡眠が妨げられることがあるのかどうかを調べています。この研究では、885人の母親を対象に、出産時と産後3カ月後にインタビューを行い、カフェイン飲料の摂取量を聞きました。産後3カ月のときには、インタビュー前の15日間に赤ちゃんがどのくらい寝ているかも合わせて聞いています。すると、特に産後にカフェインを1日300ミリグラム以上摂取していると、赤ちゃんが夜に3回以上起きるリスクが高くなる傾向にはありましたが、統計的に明らかな差があるとはいえず、証明はされませんでした。

カフェインには、眠気覚ましの効果だけでなく心拍数の増加などさまざまな体への影響がありますが、赤ちゃんが母乳を通して摂取する量は、先にご説明した通りかなり少ない量です。夜泣きに限らず、この程度の量ではっきりとした影響が出るとは考えにくいと思います。

私が授乳していたときは、紅茶や緑茶、ココアは普通に飲み、コーヒーはできるだけカフェインレスのものにしていました。ただ、赤ちゃんが小さいうちは、大人よりカフェインを分解する力が弱いので、特に赤ちゃんの夜泣きで困っているなら、コーヒーを控えるのがやはりおすすめです。

赤ちゃんが6カ月を過ぎたら2〜3杯までなら気にする必要はなさそうですが、もし気をつけるとしたら、コーヒーを飲むならできるだけ午前中、特に授乳直後に飲むようにすると、より安心だと思います。

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森田 麻里子(もりた・まりこ)
医師
Child Health Laboratory代表・昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤医師。1987年東京都生まれ。2012年東京大学医学部医学科卒業。亀田総合病院での初期研修を経て、2014年、仙台厚生病院麻酔科、2016年より南相馬市立総合病院麻酔科に勤務。2017年に第一子となる男の子を出産。自身が子どもの夜泣きに悩んだことから、睡眠についての医学研究のリサーチを始め、赤ちゃんの健康をサポートする「Child Health Laboratory」を設立。

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※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Rawpixel


(出典 news.nicovideo.jp)







<このニュースへのネットの反応>

アルコール入りの母乳は大人の飲み物なのでパパが飲む。

乳児育ててる最中に酒飲みたいとか、どんだけアル中なの?産後は体質変わって変な吹き出物に悩まされたりする。乳作るのに体が全力投球してて他が適当になってる感じがした。肝臓に余計な仕事をさせるのは自分の体にも良くないと思う。緑茶民としてはコーヒーは少々なら問題ないと最初から思ってた。

因果関係があるかわからないが、近所の大酒飲みの人の子供は娘さんは20代でガンで亡くなり、息子は脳に障害持ち、因果関係はわからないがな。

酔っぱらいリスク背負いながら授乳の時点で危ないだろアホか、生化学視点しかないとかwww

とりあえず、赤ちゃんを相手にするのに酔っ払いになるんじゃないよ。うっかりじゃ済まないんだから。

さすがプレジデントオンラインの*記事。表題で嘘であると断言しているのに、記事内では、いろいろな意見があると書く。結局記事の結論も「思う」程度で科学的で無いというオチ

内容は「母乳に含まれるアルコールが乳児に非常に大きな影響与えるとは思えないけど、まあ控えた方がいいんじゃないかな?」って記事なのに、タイトルがこれでいいのかよ?

結局「授乳中に飲酒やカフェイン摂取すると、乳児に何らかの影響が及ぶ」が正解。

授乳期の飲酒を我慢できない親が子供を育てられるとは思えない

赤ちゃんへの影響はごく小さいということは、影響はあるんだよな?体が弱い赤ちゃんに、不要なリスクを背負わせる必要が何処にあるんだ?それにたかが一人の医師の意見で、科学的には嘘であると断言するとか、さすがプレジデントゴミ屑オンライン。

じゃあ勝手に飲んで育てて数年後にどうなったか報告しろ。

どこまでが安全なのか自分の子供で人体実験してみればいいんじゃない?俺なら身内には絶対やらせないけど。

どんな影響があるか意見が一致していません。一定の見解はありません。かもしれません。思います。…なんだこの記事?

学歴厨記事以外に医療デマ記事も手掛けるようになったのかプレジデントは購読者たちも*頃合いに差し掛かってるんだな

どんな影響があるかもわからず見解も一致していないなら飲まないに越したことはないんじゃないのか?それに、妊娠中の僅かな間も我慢できないほど酒に依存しているなら母親自身が子供に悪影響を与えそうだ。どのみち出産する前にきっぱり酒を断った方がいいんじゃないか?

育児でイライラしてるのに飲めないなんてって思うのもあるのでは?知らんけど

この本文の内容でこのタイトルつけたら間違いなく0点やろ 国語力が低いとかいうレベルじゃない

嘘である、と断言しておきながら根拠はあやふや、結局何のために生まれて何の価値があるんですかこの記事?酒でも飲みながら生んだ記事ですか?

酒を飲むよりもプレジデントオンラインの記事を読むほうが脳に悪影響ありそうだな

授乳中は休日に350缶ビールで旦那と晩酌するのが楽しみだったな。たまにしか飲めないからまた美味しいんだわw飲んだら二時間以上あけて授乳

デマとフェイクニュース専門のプレオンらしい記事ですなあ

極端な飲食は影響を及ぼすという当たり前の話。問題は摂取する量であって、水でもチョコレートでもビタミン剤やサプリ、ニンジン、タマネギ、ニンニクなどを食べ過ぎても赤ちゃんにはよくないと思う。逆に過剰に摂取を控えることで赤ちゃんに悪影響を及ぼすケースもあると思う。妊娠で太ったからと脂肪分や糖質を控えすぎたら、栄養のない母乳ができて赤ちゃんは栄養失調になるだろう。

そもそも大人にとってもアルコールは毒な件

プレオンの記事は科学的にもウソである

ある程度正確なことが知りたかったら数千人単位で実際に母親に酒飲ませてその赤ちゃんに母乳飲ませないといけないわけで。でも普通の国じゃそんなこと倫理的に許されないわけで。というわけでおめえの出番だ、中国

嘘ではなかった件。飲んだアルコールの5%くらいだから影響ないよ!って言うが、離乳食もとれない赤ん坊だぞ、大人と同じ内臓機能で考えたら駄目だろ。5%でも超影響ありそうなんだが

この手の健康系のは数年以内に180度変えるのが普通だからなぁ 昔から言われていることをしばらくは信じたほうが無難なような

……???????? この本文からどうやってこのタイトルになるのですかね……?

がんばって読んだよ、結局飲まないほうがいいって結論になってる。

ホント無能警察共って何のために存在するんだろうね?こんなデマを垂れ流して金を得てるマスゴミを取り締まらないでさ。

キッチンドランカーが、酒飲みを肯定するために書いた願望記事。

自分の赤ちゃんじゃないしーというクソ偽善記事。自分の子供は自分で守ってね。



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