【話題】「人は見た目じゃない」と主張する人はなぜ大損するのか


クライアントや社内のメンバーから少しでもいい印象に見られたい――。ビジネスシーンにおいては誰しも考えることですよね。数多くの経営者に非言語コミュニケーションのコンサルティングを行う木暮桂子さんが、「外面」の変化を上手く利用し好印象を与える方法を教えてくれます。

※本稿は、木暮桂子『印象はしゃべらなくても操作できる』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。

■見た目を変えるのは簡単で効果的

心の持ちようは顔に表れるといわれることがありますが、私は逆もあるのではないかと思っています。

嫌なことがあったとき、嫌な気分を変えることはなかなかできませんが、無理矢理にでも笑ってみる。そうすることで、意外に心を変えるきっかけになったりする。

同じように、幸せになりなさい、自信をつけなさい、と言われてもなかなかできることではありませんが、まずは行動や見た目を変えてみることは、気持ちを変化させる上で大きな効果を持つと思います。

行動や見た目など、人から見えやすいところを変えていくのは、手っ取り早く取り組めます。周りにも、変化が一目でわかります。周りからの見る目が変わったと感じると、それがまた本人を変えていく。だんだん自信が持てるようになっていったりする。

ファッションを変える。髪型を変える。表情を変える……。たったこれだけで、人間は変われる可能性があるのです。簡単に変えられるわけですから、やってみない手はありません。

■内面の変化はなかなか人には伝わりにくい

人には内面と外面があるわけですが、多くの人が一生懸命に勉強したり、知識を身につけたりして内面を磨こうとしています。それはとても大事で意味のあることですが、実は内面というのは、言葉を尽くしたとしても、そう簡単には人にはわからないのです。

しかし、外面は誰にでもわかる。外面の変化には、周りは必ず気付くのです。

変化によって自分を理解してもらいやすくなる。興味を持ってもらえる。あらゆる方面から声がかかり、チャンスも拡がる。成果も出るようになるかもしれない。それが評価されて、新たな活躍の揚へと拡がっていくかもしれない……。

同時に内面も充実させていけば、内面が外面にもにじみ出てきます。こうして、いいスパイラルが生まれていきます。しかし、中身だけ磨いていても、こういうスパイラルのきっかけにはなかなかならないのです。だったら、外面から入ってみればいいと思うのです。

内面、中身で結果を出すには時間がかかります。その結果を知ってもらうことにも時間がかかる。しかし、外面を変えることはすぐにできます。自分を変える近道になるということです。

■ラベルがイマイチだとワインも飲んでもらえない

私がこれまで感じてきたことを一言でいえば、「良い中身は、良い外見があってこそ伝わる」ということです。せっかく良い中身があるのに、見た目でまず選んでもらえないと、中身を出すチャンスすらなくなってしまう。

わかりやすい例として、ワインの話をよくしています。例えば、高級ワインのシャトー・ラトゥールは、たとえどんなラベルが貼られていてもシャトー・ラトゥールですから、誰でも安心して飲むことができます。

しかし、そこまで有名ではないワインを買うことになったときは、ブランドだけでは選べない。そうなると、何で購入を判断するか。もちろん金額も含め、ぶどうの品種や生産地も大事になるわけですが、それらがまったく同じ二種類のワインがあったら、どちらを選ぶでしょうか。つくり手は、どちらも聞いたことがありません。

そうなったらもう、「雰囲気」で選ぶでしょう。もっといってしまえば、「見た目」であり、ワインでいえばラベルです。もしかしたらおいしかったのかもしれないけれど、ラベルイマイチだったら、一生味わってもらえるチャンスすらないかもしれない。

どちらかを選ばないといけないとなったとき、迷ったら、どこで選ぶのか――。それは雰囲気であり、見た目でしかないのです。ここで選んでもらえなかったら、中身を知ってもらう機会は永遠にやってこないということなのです。

■中身を見てもらうために外側を変えていく

ときどき、「あいつは見た目はいいけど、中身がない」などと揶揄の声が聞こえてくることがありますが、私にいわせると、「中身がない」と判断してもらえる機会があるだけマシだと思います。

見た目が良くなければ、中身を判断してもらえる機会すら与えられないかもしれないのです。おかしな装いや振る舞いをしていたら、どんなに中身がすぐれていたとしても、見てもらえるチャンスも得られない。

そして、自分でも知らないうちに、見た目がいろいろなメッセージを発信してしまっていることに気付くこと。ダダ漏れしている危険なメッセージを排除していくこと。そして自在に印象を操作していくこと。それが大事になるのです。

----------

木暮 桂子(きぐれ・けいこ)
ビジネスアピアランスコンサルタント/ディグニータ代表取締役
大学卒業後、シンガポール航空に入社し、キャビン・アテンダントとしてシンガポールに駐在。在職中にhigh achiever of compliments(年間を通じてお客さまからの感謝状が多かったクルーに対して授与)のトップ10として表彰される。その後帰国し、グロービスの創業期から現在のグロービス・マネジメントスクール、グロービス経営大学院の立ち上げに関わり、東京校のスチューデントオフィスの責任者として戦略立案、マーケティング、営業全般に広く携わる。また法人向け研修としてビジネスアピアランス・スキルトレーニングプログラムを開発、自ら講師を務める。現在はディグニータにて多くの経営者、政治家、コンサルタント等をクライアントに持ち、パーソナルブランディングやスピーチトレーニング、非言語コミュニケーションのコンサルティングを行う。これまでにのべ数万人以上の「ビジネスアピアランス強化」を実施。「見た目」を整えることで「印象が大きく変わった」「評価されることが増えた」という声が多数寄せられている。著書に『ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる』(ダイヤモンド社)がある。

----------

※写真はイメージです(写真=iStock.com/Milatas)


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

人は見た目じゃないという女ほどイケメンに走るんだよなー。


そして壮年になって人は見た目じゃない、と言いながらイケメンを追いかける。


人は見た目じゃない金払いの良さや。


アメリカで見た目が全てだって実験結果でてなかった?


「A. 見た目以外にも気を使ってないから」だと思ったら違った。


「見た目を気にする」という「欲求」その物は「自分の中で完結している」場合には良いですが、他人を「自分の意のままに動*目的」でする「欲求」と化したものはもはや「悪」です。煩悩です。それは思い通り行かなかった時に他人のせいにする…いずれにせよ見た目は自分で責任をもつ…メッキが剥がれて後から損をしたというより、初めは失敗しても在りの儘の方が後からぐっと良くなる


男の価値は髪の毛の量で決まるんじゃない!ハートで決まるんだ!


男の価値は筋肉だろ!筋肉こそ最も分かりやすい見た目であり内面でもある


ワインの場合まず品種と産地。確かに「見た目」はあるけどまず見るのはコルクや瓶の状態だが…上の人の男は筋肉はアリだと思う。ビジネスマネジメント様ではまず「ラベル」なんね…ふーん。立ち振る舞いとかじゃなくてフツメンがイケメンメイクして見た目を飾り立てればDQN男でも簡単に意識高いエリート女子を食い散らかし放題やね!


筋肉は納得。努力が見た目に現れるわけだし


見た目がよくないから中身の良さを売り込むしかないからさ!


この言葉を使いたがる奴に限って中身も微妙なのが大半だからな。中身がきちんとしてる奴ほど、外見もできる範囲できちんとするし無暗に中身をひけらかさない。


「人は見た目じゃなくて中身!」と言っている奴に限って、ゲームとかでスペックだけを見てキャラクターを選ぶ奴を性能厨だの何だの扱き下ろす。


俺に向かって「顔じゃなくて中身だよ」とか言ってくる女に「じゃあお前が今まで付き合ってきた男に一人でもブサイクだけど性格が良いから付き合ったやついるの?」っていうと沈黙する。今の所100%


ワインみたいな商品なら気にすべきだが、個人の考えならどっちでもいいだろ


見た目より中身が大事←わかる 中身が大事だから見た目に気なんて使わない←バカ


見た目による己の直感を、無理矢理切り捨ててるから。


見た目も中身もダメ。うん、無理だな。


逆。出来る人は見た目もこだわる。


それはいいんだが、具体的なことが何も書いてないなこの記事。


「見た目じゃなくて大事なのは中身」って、遠回しにどちらも欠けているって言ってると思うのだけれど。


見た目が良くないと中身まで見て貰えないからね、残酷で酷いかもしれないけど人間である以上どうあがいてもこれが真実なのよね


シンプルでセンスがいいのと、やる気がなくてよれよれな格好では全く違う。異臭やフケを気にしない人は、それそのものも嫌だし、それを放置しても構わない感性が最も嫌だ。中身って結構身嗜みに出ますよ。顔形の話じゃなくてね。


見た目だけじゃないってのは、見た目がどうでもいいってことではない。 見た目「も」大事ということなのだ。


見た目にコンプレックスを持ってると、何かヒネた性格になる。拗らせるとムチャクチャメンドクサい性格になる。タダ、見た目だけの高慢な人間もいるが。


見た目【だけ】じゃないのであって、見た目が無関係なわけはない。最低限の清潔感も見た目の内だし、衛生観念や美的感覚を要求される職においては職能を測る指標ですらある。




この記事へのコメント

人気記事