河野防衛相は3月22日、自身のツイッターで「クラスター 集団感染 オーバーシュート 感染爆発 ロックダウン 都市封鎖 ではダメなのか。なんでカタカナ?」と投稿。この投稿にはリツイートが6万6000件、「いいね」が24万2000件集まった。また、河野防衛相は24日の会見でも以下のように発言している。
「日本語で言えることをわざわざカタカナで言う必要があるのかなというのは前々からずっと言っていたことで、行革担当大臣のときに『政府内でむやみにカタカナを使うべきではない』という問題提起をして、いくつか文書の修正をしてもらったことがございます。『ロックダウン』とか『オーバーシュート』とかわかりにくいという声も出ておりますから、そこは少し事務的に厚労省あるいはその他関係部署に、わかりやすい言葉にした方がいいのではないかということは申し上げようと思っております」
この問題について、コメンテーターでニューズウィーク日本版編集長の長岡義博氏は「うちの雑誌でも新しい言葉は社会に浸透したら使うようにはしているんですが、このカタカナ(ロックダウンなど)はカッコで日本語を付け足さないとちょっと厳しいかなと思います」とコメント。
また、こういった新しい言葉が生まれてきた背景については「なんでこういった言葉が出てきたのかというと、新しい状況を説明するには新しい言葉のほうが説明しやすいというのはあるんじゃないかなと思います」と推測した。
明星大学准教授で臨床心理士の藤井靖氏は、専門家がカタカナの専門用語を多用することについて「特に理系の研究は世界規模で行われており、日本人でも英語で表現することが多く(ストレス、マインドフルネスなど)、日本語訳が容易に決められないものが多い」と解説。
また、カタカナを使うことの利点を「未知の言葉が含まれていると理解へのハードルが上がるが、先入観なく言葉を理解しようとするし丁寧に読もうとする」ことや「ワードの意味を適切に文章で表現できれば正確に物事を伝えるきっかけになる場合がある」こと、「インパクトのあるカタカナ語だと啓発に役立ち意識も高まるし、必要な自制にも繋がる可能性がある」としている。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)
▶【動画】「オーバーシュート」「クラスター」に河野防衛相が疑問
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
クラスターはシャープだけ
意識高い系
表意文字の感じの方のが伝わるのにね。あえて認知度の低いカタカナ単語を使うところがむしろ残念臭漂うんだよねぇw
クラスター(親子集束)はナパーム(油脂焼夷)と同様、爆弾のタイプとしてベトナム戦争のころから使われていた言葉
ちなみにロックダウンに対するロックアップも、刑務所などに収監するという意味を持つ
せんちねる>スタローン映画のロックアップは逆に「開門」だったけどね。それはそれとしてクラスターって範囲じゃなくて集団のほうで使うんかい…
clusterさん(バーチャルSNSの会社)激オコ?
まさかカタカナじゃないと理解できない層がいるのか(無論小学生などは除くとして)むしろ見慣れた漢字の方が分かりやすいと思うのだが。
都のおばちゃんのは覚えた横文字をとにかく使いたがる痛い奴にしか見えなかった。まあそこらのTV番組とかもそうだけどね。見聞きした人が理解しやすいかどうかは度外視。ほんま、ロクロでも回してろよ、すごく似合うぜって感じ。
age-s>スタローンのロックアップでは、新刑務所長がスタローンを外に出し、(前刑務所長を収監して)刑務所の正門を閉じるときに看守に「Lo* up」と命令したと記憶してるけどね。辞書では「留置場、拘留所、刑務所、貸し車庫、一時監禁」(名詞系)だけど、慣用の使い方は正直なところわからん。
どうでもいい事だが、ロックの反対はアンロックで、アップでもダウンでもないんだよなあ。
クラスター=集団感染⇒は? オーバーシュート=感染爆発⇒は? ロックダウン=都市封鎖⇒は? 分かりにくいだけでなく、関連性も不明(というより皆無)。
↑あ、あくまでも「無理にカタカナなんて使わないで日本語で言えばいいじゃない。」という話
*ーのような繰り返し記事
誤解があるといけないので更に補足。河野防衛相には全面同意の上で、このカタカナはどこから来たの?ラノベでもこんな頭の悪いネーミングは無いだろう。
賢い人は伝わりやすい単語を選ぶ、そうじゃない人ほど難しい単語を使いたがる。つまりそういうことだ…。
何でもかんでもアンケートやランキングを総選挙とか言っているのも変。
某宣伝相が「国民に伝えるときは、インテリがインテリに説くわけではないので、論理をまず民衆目線までずらすこと。」って言ってた。
漢字の方がはるかにわかりやすい
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