外出自粛で自律神経失調症になりかけた話に反響 不調の対処は早めが肝心



 コロナ禍の影響で、必要最小限の外出しかできないこの頃。常に家にいるとメリハリも効きづらく、鬱々とした気持ちにもなりがちです。自律神経失調症になりかけた体験を持つ漫画家ツイッターに投稿した内容は、多くの人の反響を呼んでいます。

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 「コロナによる外出自粛で自律神経失調症になりかけた話を描きました。似たような不調を感じた方に個人的な解決法も載せてます。窮屈な日々ですが皆様なんとか乗り切りましょう…!」と、自身の体験談と実際に行った対処法を漫画にしてツイッターに投稿したのは、最強ジャンプ集英社)でブラッククローバースピンオフブラッククローバーSD アスタくん魔法帝への道」を連載中の小林拙太さん。

 小林さんもコロナ禍の中、買い物以外の外出を控えて自宅で漫画を描く日々。外に出る機会が減ってしまったがために、3月頃から生活が乱れていき、規則正しい生活が徐々に取れず、昼夜逆転状態になるなどしていきました。そして1か月ほど続いた頃、小林さんは異変を感じます。


 「何か毎日元気が出ない……永遠に眠い」「謎に悲しい」「肩がむずむずして眠りたいのに眠れない……」以前にも身に覚えがあるこの状態、自律神経失調症の予兆である事に気が付いた小林さん。

 自律神経失調症……それは平たく言えば「つまり脳がバグること」。一昨年にも不規則な生活や運動不足から、同様の状態に陥った経験がある小林さん。一番酷かった時は、疲れを感じていても脳内物質が活発になって眠れず、脳や肌に虫が走り回るような感覚(蟻走感)の出現や、脳が外部からの情報を受け付けられない状態に。


 こうなると、今まで何の苦もなくできていた“テレビを見たり文章を読むこと”が苦痛になったりとか、“好きだった音楽も聴きたいと思えない状態”になったりとか、とにかく“外部からの情報”が一切受け付けられず、大切に思っていた事すらつまらないと感じる状態が数か月続いたそうです。

 いつ元のような元気な状態に戻れるのか、全く見通しがつかない状態……一度経験して、もう二度とこんな状態を味わいたくないと思った小林さん。「外出自粛で自律神経崩しかけている人がたくさんいるのでは……」と、気になってきました。

 この自律神経の状態が乱れたままの状態が続く事が、「うつ病」の発症に繋がります。精神的な健康状態をつかさどる物質が脳内で上手く受け渡しができなくなる「うつ病」は、様々な精神的な不調を呼び、体は健康なのに思い通りに動かす事ができない、頭の中で考えることはできても実行する行動に移すことができない、さらに酷くなると、すぐ食べられる状態の食事とトイレにしか起きられないという寝たきり状態に進行してしまいます。


 同時に、嫌悪を感じた時に錯乱状態に陥ったり、急に胸ぐるしい、息苦しいといった状態が起こって死の不安にまでかられてしまう「パニック発作」や、極度の不眠、入浴や身の回りの保清すらもしんどくてできないといった、社会生活はもちろん、日常生活すらも非常に困難な状態に。

 「これじゃコロナが収束してもみんな病んじゃうのでは!?」と危機感を覚えた小林さん、自身の体験と、個人的に効果があったお勧めの方法を漫画に描くことを考えついたのです。

 小林さんが一昨年前に自律神経失調症となった時、実際に試してみて効果があったと感じた事は、

・起床、入眠時間を決めてなるべく同じ生活リズムを作り、体内時計をリセットする

・午前中になるべく毎日、太陽の光を浴びるようにする。散歩やジョギングなどは密にならない状態であれば問題ないので、近くの遊歩道を歩いたり公園まで往復するといった環境が整っていれば、天気が良い日は日課として続けるのが良いのです

・外出に抵抗があるという人、散歩できるような場所がない人は窓辺やベランダに出て日光浴をするのも効果的

・そして、一番肝心なのが、毎日の運動。ラジオ体操は1日3回行うと、一日分の最低限の運動量となるらしい、と小林さんは記しています。

 実は小林さんのご両親も、自律神経失調症からうつ病へとなった経験者。今はご両親ともに元気でお過ごしですが、過去の体験から、息子である小林さんに実際に効果があった事をアドバイス。これらの方法を受けて実践した事で、小林さんも無事に回復できたという事です。


 筆者(正看護師)も以前からイマイチ調子が良くない人にはラジオ体操を行うことを勧めています。ラジオ体操は、全身の筋肉を使い、ほぐし、運動させる要素がすべて盛り込まれています。

 もし、近くに公園や広い場所があれば、朝の散歩の時にそこで太陽の光を浴びながらラジオ体操を行うことを筆者もお勧めします。夏休み小学生みたいに思う人もいるかもしれませんが、毎朝同じ時間に起きて太陽の光を浴び、適度な運動を行う事は、一日のリズムをつけるのに非常に有効です。

 午前中の太陽の光は、脳内にめぐる伝達物質の動きを良くし、抑うつ状態の改善に役に立つ事が実際に臨床的にも立証されており、精神科病院の入院病棟では実際に「光療法」として、太陽光と同じ明るさの光を毎朝浴びるように、うつ病で入院している患者さんの生活プログラムに取り入れているところもあります。

 自粛生活が続いてイライラしやすくなっていると自覚した人は、ぜひこれらの方法を取り入れてみることをお勧めします。そして、小学生子どもが休校で落ち着いて仕事ができない、子どもがうるさくてつい当たってしまう、という人も少なからずいるかと思います。そんな在宅勤務な状態の人には、おやつの時間に30分~1時間程度、子どもと一緒に遊ぶ事をお勧めします。親は気分転換になり、子どもは親が一緒に遊んでくれる事で、心が満たされる事も多いもの。貴重な親子タイムのひとつにもなりますよ。

 日々の生活を体も心も健やかに保つのは、自分自身。つい崩れがちになりそうな自宅生活での心身の健康を守り、コロナ禍をみんなで乗り切りましょう!


<記事化協力>
小林拙太さん(@setta_kobayasi)

<参考>
厚生労働省 e-ヘルスネット「体内時計」

(梓川みいな/正看護師

外出自粛で自律神経失調症になりかけた話に反響 不調の対処は早めが肝心


(出典 news.nicovideo.jp)




(出典 www.nippon.com)





<このニュースへのネットの反応>

なんでもストレスの引き金になるからね。一度、精神壊すと重篤化や再発も起きる、記事にもありますが早期治療が肝心です。

一切外に出るなって意味ではないはずだけど、なんか誤解してると言うか、バカ正直というか、極端な人が多過ぎな印象

修行が足りないんじゃない?逆に俺は外出したら発狂してしまう

こんな短期で異常をきたすなら、もうとっくに限界ギリギリだったんだと思う。

こんなインドア派大勝利な時が来るとは思ってもみなかった。とはいえ、インドア派もたまには外出したいときもあるので、とっとと収まって欲しいものだ。

非常事態宣言と関係なく、休みの日は極力家から出ない俺からしたら、家にいてどうやって自律神経失調症のなるのか見当もつかない。家で一日中正座でもしてんの?

たまーにこういう状態になって、仕事行ってしばらくすると治るんだわ 薄々気づいてはいたけども、そうか自律神経だったか  不規則な生活は体に毒ってことだなぁ

>UG 正座の部分以外は#METOO むしろ俺達からしたら外で人と接しまくる方が神経病む いや病んだ

娯楽見つけたら?探す努力しないで私は家という監獄にいて精神患ったとか自由をはき違えてるとしか

自律神経や精神疾患、あと運動不足による生活習慣病やサルコペニアが心配。認知症などの危険性も高まるやろうね...

起床、入眠時間って外出禁止になると狂うモノ?関係なくない?その時点でもうわからない。ラジオ体操の1セットは第2までやるの?第1だけで大丈夫?情報足りないよこの記事……

「おととし不規則な生活で体調崩して、それは回復法で改善できたけど、今また自粛の影響で不規則になって体調崩しかけてる。だから同じような人が大勢いると思って回復法をシェアした。」ってこと?自律神経失調症の周知や対策は正しいだろうけど、平時でも不規則になってた自分が自粛でまた不規則になったからみんな不規則になってるかも、って変な感じ。

この人は漫画家だからね 生活リズムが外出とセットになってたって話だと思う

散歩は禁止してねーだろ、こんな時期なんだから体調管理はしっかりせんと。

日頃のずぼらな生活観がこういう時に露骨に出るんだな。

漫画読んできた。実際こうやって急に暮らしが変わるとストレスも増えるし、自律神経崩す人も多いと思う。でもそれは偶然一致してるだけで、自分が不規則になってるからみんなもそうでしょって展開は経験を一般化しすぎてない?そこから「みんな病んじゃうかも」も飛躍だよ、漫画的表現なのかもしれないけど…

現代人はストレスに弱い(確信)

なればよかったのにな、その程度のことで一々騒ぐなっての苦労知らずが

都会の人は特に「日光不足」「歩行不足」が鬱に繋がり易いみたいだよ。都会の人ってビル影渡り歩きで日光にあまり当たらないけど、基本電車だから何だかんだ足を使うじゃん。それが無くなると一気に体に来る。自律神経狂うと免疫力がガタ落ちするし、こんな時こそ1日5分程度でも日に当たって足を動*習慣は作っておいた方が良いんじゃ?

生活リズム変えず家で出来る運動はやっておくべきよー。人と会えない寂しさをネットゲームやオンラインチャットで解消する人もいるようだし皆も家の中で出来ることを見つけよう

インドア派の俺は全然普通にすごせる家最強だろ

自粛はコロナのせいだけど、不規則な生活は関係ないような。とりあえず漫画描くなら外より中のほうがいいという話?



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