女性軽視との批判覚悟で闘うポリシーすらなかった美術館女子騒動/鈴木涼美


―[鈴木涼美の連載コラム「8cmヒールで踏みつけたい」]―


アイドルが各地の美術館を訪れ、写真を通じて、アートの力を発信していく」という、美連協と読売新聞によるオンライン企画「美術館女子」が、「アイドルに『無知な女性』の役割を押しつけている」などの批判を受け、6月28日にサイトの公開を終了した

◆出して引っ込めて今日は/鈴木涼美

 10年ほど前の築地市場移転を巡る都議会審議で、現在地整備派の「観光地としての築地の価値」に触れた質問に、当時の石原慎太郎都知事は「築地市場は観光地じゃない」と言い放った。ごもっともで、世界一の美食都市のために日々働く人にとっては、酔って魚に触ってフラッシュ焚きまくる観光客は迷惑でしかない。だから臨時的に外国人締め出し措置などが取られたこともあるが、とはいえ観光客によって賑わう経済も、世界一の市場を見てもらいたいという思いもあるわけで、現在も誇り高き市場は世界に門を開いている。

 開設直後から激しい批判に晒された「美術館女子」のウェブサイトが正式に公開終了となった。美術館に馴染みがない層を呼び込もうと、「人気アイドルがもし休日に美術館にふらりと遊びに行ったら」のコンセプトで、美術館で撮った「映える写真」を掲載していく連載で、読売新聞美術館連絡協議会が企画した。

 批判の論点はすでに出揃っているが、「女は高尚な芸術の鑑賞なんてしない、絵に描かれる側にすぎない」という考えへの女性の怒りと、「美術をインスタ映えの道具にするな」という美術制作者や愛好家の怒りによって二重に炎上した。おもしろいのは後者の怒りがある意味インスタ写真なんて撮ってる女子に俺の芸術がわかってたまるかという意味で、前者の怒りと食い合っている点だ。

 高尚な美術史を学んで高尚な美術を愛好する皆さんが、その神髄もわからず無邪気におしゃれ写真を撮る若者に「俺の芸術がわかってたまるか」と怒る気持ちはわかるが、そんなのインスタによる芸術祭ブームの拡散を出すまでもなく、ピサの斜塔の前で無邪気にヤジロベエを斜めにしたようなポーズで写真を撮っている人というのは何十年も前からいる。それを、「ガリレオ・ガリレイへの弾圧を知らんのか」とか「ピサーノへの冒涜」とか怒りまくって鑑賞する態度こそ芸術愛だとも思わないし、ヤジロベエたちの世界への理解がすべて浅はかとも言えない。それぞれの人間の世界の把握の仕方なんていうのはインテリたちの思うようにはいかないのだ。

 ただ、批判を受けて「やっベー」と言わんばかりにとっとと企画を引っ込めた態度は、批判されるに足ることを証明している気はする。本当にインスタ女子を呼び込もうと、女性軽視との批判覚悟で闘うポリシーがあるならよくインスタ女子を見たらいい。世の「私ってかわいいかわいい背景の中にいる私はもっとかわいい」とインスタ映えを狙う者たちの多くは同性同士で写真を撮り合っているのだ。せめてカメラマンを女性にして、「美術館の雰囲気の中でかわいい私」と「それをプロデュースする私」の両方を女に手渡せば、「男の創る作品の客体として扱われ続けてきた」女性という概念の再生産にはならなかった。結局は人気アイドルを使って女子受けする写真撮っとけ的なノリでしかなかったから、簡単に引っ込めるのだろう。

 そんな態度は、「こんなふうに騒いで見てほしくない」と思いながらも、今日も堂々と観光客の客体となっているマグロほどもプライドがない。

※週刊SPA!7月7日発売号より

【鈴木涼美】
’83年、東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。専攻は社会学。キャバクラ勤務、AV出演、日本経済新聞社記者などを経て文筆業へ。恋愛やセックスにまつわるエッセイから時事批評まで幅広く執筆。
著書に『「AV女優」の社会学』(青土社)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)など。最新刊『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』(発行・東京ニュース通信社、発売・講談社)が発売中

―[鈴木涼美の連載コラム「8cmヒールで踏みつけたい」]―


※写真はイメージです


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

〇〇女子なんてのはお*な女を釣るための常套手段なわけだが、そこに噛みつかれちゃったわけか。まあインスタ映え〜とか言ってる連中を集めても害悪にしかならないからやめて良かったんじゃない?


日本軽視との批判覚悟で闘うポリシーすらなかった表現の不自由展


釣れますか?


>>とっとと企画を引っ込めた態度は、批判されるに足ることを証明している気はする。  いや、君たちがクソ面倒くさいからだよ。ヒスおこして群れてる奴の対処がクソ面倒くさいからだよ。そのヒステリーになった理由なんて何の関係も無く感情で動いている群が面倒くさいからだよ


テロリストの雌豚には良い餌だ


よく知らんけどアイドルの始球式とか一日署長みたいなもんか。どの業界も間口広げようと必*のに美術界は選民意識にしがみついてて大丈夫なんかね


次はジャニーズでも使ってやれよ。批判こないから。


[鈴木涼美] そろそろコイツも鬱陶しくなって来たな。左翼情報を張る事にするか。


>「企画を引っ込めた態度は、批判されるに足る(ことを証明している)」…ここの微妙な言い回し。とっとと引っ込める態度そのものに対する批判でもあるだろう。メンドクサイ声に即座に白旗、それでアートなんかやってけるのかい?と


▲鈴木涼美。1983年。慶應義塾卒業(慶応病院は信濃町)、東大学院修士課程。大学中からキャバクラ嬢、20歳でAVデビュー(佐藤るり)、出演作は80本以上。日本経済新聞社で記者(日系は経団連)、最新刊は『女がそんなことで喜ぶと思うなよ』出版(男性差別者) 「ネトウヨの余裕のなさが露呈した一年」 【鈴木涼美が感じる男と女】で画像検索すると「エラ顔」がよく分かる


ニュースの番組コメンテーターにタレント使うのと何が違うというのだろう。素人の素直な感想は聞くに値しないとバカにしているのはこの記者の方では?


批判の後者に前者が批判するならわかるけど、この企画自体に前者が批判する意味がわからん。そのくせ森ガールとか山ガールとかは平気とかほんとに意味わからん。じゃあ世の中の○○女子ないしガールは全て禁止にするよう運動したら?


【ハーバービジネスオンライン】の運営会社は【扶桑社】。「SPA!」と同じ。親会社は【フジテレビ】。フジの筆頭株主は、2005年から民主党政権誕生まで【ソフトバンク】。 ▲小林よしのりと一緒にネトウヨ連呼とレッテル貼りしか能がない、古参フェイクメディア


▲【ハーバービジネスオンライン】の運営会社は【扶桑社】。親会社は【フジテレビ】  ▲フジは「とくダネ&ノンストップ」で、家に夫がいない時間帯に毎朝毎朝、不倫・浮気・離婚・再婚を煽っている ▲フジは副業で結婚式ビジネス【ストーリア】を経営してるからだ。日本人が一生で何度も結婚式をしてくれた方が都合がいいから。副業に都合のいい世論誘導するのは放送法違反。犯罪だ。


企画の意図としては、美術館の新しい楽しみ方の提案ということだったのでしょうし、男性モデルも使ってれば女性軽視とは言われなかったのかも。ただ一方、その楽しみ方は浅いという批判は実際そうなんでしょうね。知識を持っていないと、作品の意図を正しく理解できないという部分はあると思います。


アイドルがバカ8割がたバカだろ


▲鈴木涼美。1983年。慶應義塾卒業(慶応病院は信濃町)、東大学院修士課程。大学中からキャバクラ嬢、20歳でAⅤデビュー(佐藤るり)、出演作は80本以上。日本経済新聞社で記者(日系は経団連)、最新刊は『女がそんなことで喜ぶと思うなよ』出版(男性差別者) 「ネ卜ウヨの余裕のなさが露呈した一年」 【鈴木涼美が感じる男と女】で画像検索すると「エラ顔」がよく分かる


常になにかに執着している女の怨霊みたいな連中だな、なんて言ったら差別になるんですかね


キャバクラとAV女優で、性を売り物にしまくった高学歴の詭弁士さんじゃないですか。


利権に利用できるなら、それを邪魔するなら、差別であったほうが都合がいいなら、その発言が都合悪ければ。この4つに当たれば差別です。朝田理論という奴ですな。




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