洗濯魔の嘆き「なぜ乾燥機を使わない…」空気清浄機を使うくせに洗濯物は外干しする謎


―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―


 腕時計投資家で、洗濯マニア斉藤由貴生です。

 何事にも凝り性な私は、気づいたら洗濯マニアになってしまったのですが、今では状況に応じて2台の洗濯機を使い分けています。使っている洗濯機は、ミーレのドラムシャープの縦型洗濯機。それらを使った経験をもとに、「縦型、横型どちらを買うのが正解か」ということは、以前の記事でお伝えしました。

 その記事は、それなりに反響があったのですが、想定外だったのは私が思っていたよりも乾燥機を使っている人が少ないということ。ということで、今回は乾燥機について深堀りしてみたいと思います。

日本人が乾燥機を使わない理由を考える

 洗濯機の記事を書いた後、日本の洗濯事情をいろいろと調べてみたのですが、その際、乾燥機を使っている人は少数派であるという傾向が見えてきました。

 また、Googleストリートビューで、一軒家が並ぶ新興住宅街を見てみたのですが、多くの家で洗濯物が外干しされている様子が見て取れました。例えば、つくば近郊のとある住宅街は、ほぼすべてといって差し支えないほど、2階のベランダで洗濯物が干されていたのです。

 日本人が、あまり乾燥機を使わない生活を送っていると知った私は、「なぜ乾燥機を使わないのか?」その理由をさらに調べてみました。

 その結果、「使わない理由」は以下に集約されるという結論に至りました。

乾燥機を使わない理由その1 日光への信頼感
乾燥機を使わない理由その2 日本は軟水だからよく洗えている
乾燥機を使わない理由その3 電気代を抑えたい


 これらの理由については、ハッキリ言って「電気代を抑えたい」こと以外に、乾燥機を使わない論理的な理由は、まあないと言えます。

 例えば、日光には殺菌効果があるものの、その効果をどれだけ得られるかは環境に左右されます。当然、影になる部分もあるでしょう。特に厚い生地では、中まで紫外線が届かない可能性も十分考えられます。ちなみに、ダニ対策の場合、日光では効きが弱く、高温熱風が最も効くとされています。つまり、自然の力よりも機械に頼ったほうが確実というわけです。

 また、軟水についてですが、殺菌効果があるわけではありません。洗濯することで、汚れを浮かせて除去することは可能ですが、菌は残り続ける可能性があるわけです。乾燥機を使わない理由として、日本は軟水だからという意見が意外と多くありましたが、軟水は魔法の水じゃないのです。

 ちなみに、日本は全土が軟水というわけではありません。例えば、軽井沢の水質は硬水。私は軽井沢に住んだ経験があり、硬水での生活も経験しています。ただ、洗濯で硬水による違いはあまり感じませんでした。紅茶をいれる際や、手を洗う際はハッキリとした違いを感じましたが、冷たい軽井沢の硬水で洗っても、洗濯物の汚れが残るということはなかったのです。

 軟水で洗濯しようが、硬水で洗濯しようが「殺菌」という観点では、お湯洗いや乾燥機がかかせないということに変わりありません。ちなみに、アメリカも軟水地域がそれなりにありますが、お湯による洗濯は当たり前です。

 また、電気代を抑えたいという点についてですが、日本人の収入なら、その程度の金額を払えないわけではないでしょう。費用対効果の観点では、電気代がかかったとしても乾燥機はメリットが大きいと思います。

◆欧米などの先進国では乾燥機が当たり前の理由

 日本でも乾燥機使用比率が高いエリアがあると思いますが、おそらくそういった地域は富裕層が集まるエリアでしょう。

 例えば高層マンションや、高級住宅街といった場所がそれに該当するでしょうが、そういったエリアは、規約によって外干しが禁止されているわけです。そして、そういった家々の中で活躍しているのがミーレの洗濯乾燥機。つまり日本では、乾燥機はお金持ちのアイテムと言えるわけです。

 一方欧米では、乾燥機はお金持ちでない家庭でも当たり前に使われています。アメリカ国民的アニメザ・シンプソンズ』の一家は典型的な一般家庭ですが、ガス乾燥機を当たり前に使用している描写があるのです。例えば、「ホーマーのバート改造計画」(S8E15)の冒頭シーンでは、バート(息子)が家にあるガス乾燥機を使ってジャックポットくじをして破損。ガス会社から修理代900ドル請求されるのですが、その資金を捻出するために「家のお宝」を売りに行くという描写があります。

 また、私はアメリカに留学した経験がありますが、現地の学生寮でも乾燥機は当たり前のアイテム。学生の地位は高くありませんが、それでも乾燥機は与えられていたのです。ちなみに、筑波大学の学生寮では、窓からの外干しが一般的でした。

◆そもそも乾燥機を使うメリットは?

 さて、乾燥機を使うメリットですが、これは以下の3つに集約されます。

乾燥機を使うメリットその1 熱で殺菌することができる
乾燥機を使わない理由その2 天候に左右されない
乾燥機を使わない理由その3 洗濯物が環境汚染されない


 ちなみに、乾燥機のデメリットとしては、「乾燥機NGの衣類ある」というぐらいです。意外にも乾燥機の使い方を知らない方が多いので、あえて書きますがセーターを乾燥機にかけると縮んで使えなくなります。

 そういった乾燥機NGの衣類は、部屋干しするといいでしょう。ちなみに、除湿機を導入すると衣類乾燥モードが使えます。

 さて、乾燥機を使うメリットとして、もっともわかりやすいのが「洗濯物が環境汚染されない」ということ。外干しすると、当たり前ですが外気に触れます。外気って意外といろいろな物質があって、あまりキレイとは言えません。

 空気清浄機で室内の空気をキレイにする家庭が多いのに、洗濯物の外干しは、なぜ許容できるのでしょう。

 私はかつて外干ししたシーツで痛い目にあったことがあります。小学生のころ、私のおばあちゃんがシーツを洗濯し、外干してくれたのですが、その際チャドクガによってシーツは汚染されてしまったのです。チャドクガは、毒針毛を持つ蛾ですが、蛾の体外に飛んだ毒針毛も悪さをします。そのシーツで寝た私は、体中に発疹が発生。それ以来、私の家では乾燥機の使用が当たり前となりました。

 また、春の晴れた日に洗車をすればよくわかりますが、ピカピカになった愛車を10分も外に放置しておくだけで、屋根部分にうっすらと黄色い粉が積もっているのが見えます。特に、濃紺カラークルマだとよく見えるのですが、この正体は花粉です。

 大量の花粉が舞っている空気で洗ったばかりのシーツを外干ししたならば、そのシーツには大量の花粉がベッタリと付着していることでしょう。そして寝ている間中、その花粉を吸っていることになるわけです。

 花粉症になる理由として「花粉を吸ったことによって作られる抗体がある一定の水準に達すると症状がでる」と言われています。つまり、花粉症は誰でもなる可能性があるわけで、花粉を吸えば吸うほど発症する可能性があると言えるでしょう。
 
 私は、多くの日本人花粉症に悩まされているのは、乾燥機を使う文化がないからだと思います。

 花粉の被害自体はアメリカにもありますが、日本の花粉症は「Hay fever in Japan」と言われているぐらいそれなりに知名度があります。これだけ多くの日本人がかかるのは、単にスギ林だけの問題ではなく、それと外干し文化という、2つの要素が重なったからだと思うのです。

 以上のことから、乾燥機を使うことはメリットが大きいと言えます。花粉症と外干しの因果関係は、実際に検証したわけではないので私の仮説に過ぎませんが、「外干しによって洗濯物が汚染されるリスクがある」ことはほぼ間違いないでしょう。

 私は、小さいころから耳鼻科の常連で、かなりな鼻炎かつアレルギー体質でした。にもかかわらず、いまだ花粉症になっていません。また、乾燥機を使っている私の親なども花粉症ではありませんが、乾燥機を使っていない親戚には花粉症の人がいます。

 ですから、花粉症になりたくない方は、すぐにでも乾燥機を使われることをオススメします。

斉藤由貴生】
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―


写真はイメージです


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

生地が傷むから、乾燥機はめったに使わない。「洗濯物が環境汚染されない」って、どんな所に住んでるんだろう。そういう場所があるのは承知しているけど、住みたいとは思わない。


どうせコロナで旅行もできないし、家電や家庭内環境に投資するのもいいな。自分も花粉症だから洗濯乾燥機はぜひ検討したい。


「斉藤由貴」がタグになってちゃダメだろ


潮風と砂っ気がきついんでがっつり部屋干しです


内容に興味はあったけど欧米では~が始まってみる気が無くなった


乾燥機だと生地が縮んだり伸びる事すら知らない世間知らずな記者ですね


めちゃくちゃ皺になるから乾燥機はまず使わない


乾燥機置く場所が無い


真夏の炎天下のとき、あの洗濯意欲の高まりは異常。干したくてしょうがない。


環境汚染って、お前は何処の国の人だよwww、足が出てますよ?乾燥機使うと衣類の痛みが早いんだよ!都合のいい事だけ書いてる記事。


乾燥機まで買うと値段がちょっと・・・


扇風機かサーキュレーター回しとけば部屋干しで割と乾くけどなぁ。乾かしてるとき邪魔だけど。


グンゼの肌着には、袋の外側にしっかりと「衣類乾燥機の使用はお避けください。」って書かれてますよ。


>日本人の収入なら、その程度の金額を払えないわけではないでしょう。これ最初に書いてたら、この一文まで読まなかったわ。この一文以降も読まないが。


普通に考えて、乾燥機使うと生地同士が絡まったり潰れた状態で渇くわけだから、まず間違いなくしわになるよな。服を傷める原因にもなる。それと、花粉の下りはギリギリわかるけど、それって検証した? 車はさ、動かないモノだから放置してたら埃だの花粉だのが積もるのは当たり前だよ。毒を持つ蛾? あんた、ホントに日本人?


一家に一台乾燥機はスペースさえ許されるんであればほしいところ。生地が痛むから~って人は部屋干し一択やぞ。天日干しも同じくらいに生地は痛む。


梅雨の時期だけはコインランドリーにお世話になるので自宅に置けるスペースがある人は導入しても良いと思う。日本は住宅が狭いから置きたくても置けない人が多い。


<(--;う-んはっきり言って似非日本人が書いたものですね...特にチョン賤人あたり..d(-- 手抜きして楽したい、家事なんてどうでもいいから遊びまわりたい・・って書いてあるd(^◇^)(笑)


乾燥機を使うメリットの3つのうち2つが「使わない理由」になってるんだけど?


肯定する意見も書いておこう。育児や介護をしていると、夜中でも大量の洗濯物が出ることがある。日常の洗濯物とは別にね。昼間仕事をしている人の場合、朝から何度も洗濯機回せないから、夜行った洗濯物は乾燥機にかける。でも、乾燥機は運転音が問題点。集合住宅だと、案外近所に気を使うことになります。


環境汚染がどこの国って…春先には少なくとも東京まで黄砂が飛んでくるでしょ。それはともかく電気代/ガス代が余分にかかる乾燥機を使わないのは普通の判断。生地も傷みやすいから緊急手段にしかならない。単品だと場所を余分に食うしドラム型との一体型だと容量問題が。ただまあ、利点もある。臭いの元の雑菌退治には効果がある。それが欠点を上回るかと言うと…


欧米と言うか、アメリカ人が乾燥機使うのは知ってる。アメリカ人はマジで怠け者多いから、洗濯物を干して取り込むとか面倒なことしないで乾燥機一択。貧困層ほど請求来るまで生活費の計算とかしないから節約なんてしないし。


うち、二層式で乾燥機ないんで、選択できないんですわ(昭和) それにお天道様の下で乾かした洗濯物は気持ちが良いのですよ!


まあ外干しの難しい環境とかならともかく、そうでないのに金が有るんだから乾燥機使えって理屈はな…チャドクガだって1年365日洗濯物にくっつくわけでもあるまい。


ガスと電気代安ければ、もっと乾燥機普及するんじゃね?部屋干ししか出来ない場所だと、やっぱあれば便利なのは間違いない。ガス乾燥機だと10分程度で乾いてくれるし。ただ、花粉症と乾燥機を結びつけるのは無理矢理過ぎる。部屋干ししてても花粉症は回避できねえし。


確かに今の時期だったら欲しいね。梅雨の季節はフル稼働させてもいいと思う。まぁ平時は外干しで十分なのです。


せめて乾燥機使ってから記事書こうぜ


あれば便利だけど、梅雨時以外はそこまで必要性を感じないのよね


乾燥機にかけてはいけないものも沢山あるしそこでまた選別する手間もあるからね。雨が続くときとかは使うけれど毎回乾燥機しか使わないとかはちょっと考えられないかな


洗濯魔なら天日干し・乾燥機 両方のメリット・デメリットを公平に書いて欲しいですね、この著者は環境汚染の深刻な地域に住んでいるただの乾燥機好きとしか聞こえない。 それに上で言ってる人もいるが、真夏の炎天下は1時間もせず乾いたりするから天日干しする意欲が高まるね。


結構デカいからスペースの問題でいらないな。どうしても使いたいならコインランドリーのやつで十分。それぞれの洗濯事情があるとは思うけどね




この記事へのコメント

人気記事