受験生だったお兄さんが好きなものに出会い、その後の人生にも大きな影響を及ぼしたことを描いたエッセイ漫画「当時中3だった兄がもののけ姫にドハマりした話」が「好き」を見つけることのステキさを教えてくれます。作者は漫画家の大塚みちこさんです。
子どものころ、家族全員で映画館に「もののけ姫」を見に行った作者の大塚さん。このとき、中学3年生の受験生だったお兄さんは、最初乗り気ではなかったそうですが……いざ映画を見ると、誰もが引くレベルで「もののけ姫」にドハマりしてしまったといいます。
その後、映画館で毎週「もののけ姫」を見たいと思ったお兄さんは「やりたいことをするにはやるべきことをせなあかん」と、学校や塾での受験勉強を頑張り、実力テストでもしっかり点数をキープ。その頑張りを見たお母さんにお弁当まで持たせてもらい、毎週心おきなく映画館へ通うことができたそうです。
そして、進路を決める際には「弓道部に入ればアシタカになれる」と思い、弓道部のある高校を志願。なんと高3で全国大会出場という快挙を成し遂げます。その後も趣味で弓道を続け、お兄さんは最近五段を取得。アシタカになりたいという気持ちから始めた弓道でも結果を出すお兄さん……カッコイイ! 大塚さんは「“好きなものがある”っていうのはいいもんだなあ」と改めて思ったそうです。
人生を変えるようなきっかけはどこに転がっているか分からない――お兄さんの「好き」に向かって努力する素晴らしさ、そして、それを見守る温かい家族もステキです。「好き」は眠っている能力を引き出してくれるものなのかもしれません。漫画の読者からは「ご家族の温かい目がとても素敵ですね!」「私も小学生の時読んだ小説に影響されて、神道や歴史に興味をもって、巫女になりました」「『好き』は強い、『好き』を支える周りの人たち(のさりげなさ)はもっと強い、ですね」など、お兄さんはもちろん、家族の温かさを称賛するコメントが寄せられていました。
作者の大塚みちこさんは、ぶんか社『主任がゆく!スペシャル』で『それいけ!せっぷく丸』を連載中。また、コミックエッセイ『泣きながらがんばるあなたへ』『敏感性自滅ガール~吹奏楽部エッセイ~』『夜行バスで知り合ったばあちゃんとなんばに遊びに行った話』『うちのおばあワン』などが発売中です。
※画像提供:大塚みちこさん
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
で?
↑ 中二病はいいゾ~って話じゃないの?(中3だけど) 知らんけど
SAOにハマってナーヴギア作れるようにガチ勉強してそっちの方面進んじゃう奴とかいるからね、純粋にそこまで行動に移せるのはたいしたものだと思うわ。
いい方向に行動力の高さを使ってて素晴らしい
好きこそ物の上手なれ
ええ話やん。
何かに没頭できて、それを自分の人生に組み込むことができるのはすごいっすねぇ
アニメーターになったのかと思った
ジブリ映画は「紅の豚」までしかまともに見てないなぁ.「もののけ」も「ぽんぽこ」も「千と千尋」もTVでやってたときに見たことあるけど途中で飽きちゃったし.「ナウシカ」の続きでも作ってくれるなら見たいと思うけど.
実際もののけは名作だからね、しょうがないね
メダロットに憧れて機械工学方面に進んだ俺みたいなのもいる、才能と努力が足りずロボット作り出すのは挫折したけどな
弓の才能があったんやろなぁ、凄い
自分の「好き」および家族の「好き」を大事にするって話。ケムリクサ実写版かな?
スラムダンクに感動してバスケ部入って、テニスの王子様に感動してテニス部入って、大半はミーハー止まりで長続きしないのが現実だからな。
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