「木で絵の具を彫ってみた」という、ユニークな発想の彫刻がTwitterで注目を集めています。これ、板に絵の具を盛ったように見えるでしょう? でも、その“絵の具の部分”も、木から削り出された“板の一部”なんですよ……。
絵の具の凹凸をリアルに表現したこの作品は、彫刻家の村田勇気さんが手掛けた「PAINT」シリーズ。クスノキを彫って着色し、盛り付けられた絵の具に見せています。彫刻だけでなく、彩色の技術もすごい……!
作品は「すごすぎて理解が追いつかない」「拡大するまで理解できなかった」との声があがるなど好評を博しました。赤い絵の具の造形が、肉やマグロの赤身に見えた人も多いようで、「おすし食べたくなった」なんて声も。村田さんも実際、「正直途中から肉だな……と思いながら彫ってました」とコメントしています。
村田さんはTwitterや自身のサイトで、“窓”で“リンゴ”を包んだ「APPLE」や、文字化けした聖書「Translation Series」など、ユニークな木彫り作品を公開。9月2日から27日までは、代官山ヒルサイドテラス(東京都渋谷区)で開催される「ブレイク前夜展」で3点の新作を出展するとのことです。
画像提供:村田勇気さん
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
地面にへばりついたガムのようだ。
潰れた梅干しかタラコ。
絵具盛ったほうが早くない?
あ、素朴で好きだわ。 橋本平八の「石に就いて」って作品があるんだけど、そういうのが好きな人にはいい作品に見えるかもしれない。(美術品だし、これを悪い作品と捉える人が居てもいいとは思う、主観だし)
現代アート(笑)
発想は嫌いじゃない
この記事へのコメント