風邪に「抗菌薬」は無意味!一般市民の2人に1人が誤解


 厚生労働省の委託事業としてAMR(薬剤耐性)対策の情報収集を担当しているAMR臨床リファレンスセンターによると、一般市民の2人に1人は「風邪には抗菌薬が効く」と勘違いしていることが判明した。

 今年8~9月にインターネット上で行われた「抗菌薬意識調査2018」によるもので、回答者は10~60代の男女、721人。

 抗菌薬という言葉を「聞いたことがある」という人は、67%と高い一方、回答者の2人に1人は「抗菌薬=風邪に効く」あるいは「インフルエンザに効く」と誤って認識していたのだ。

 また抗菌薬の働きを複数回答で質問した結果、「細菌が増えるのを抑える」と正しく回答したのは、71.9%だった。その一方で、「熱を下げる」「痛みを抑える」の一見、正解に思える間違いを選択した人は4割にのぼった。

風邪の症状を引き起こす原因は

 誤解を反映してか、受診した際「風邪をひいたから、抗菌薬を処方してほしい」と医者に求める人はおよそ3割に達している。

 実際、この時期「風邪なのに、抗菌薬も出せないのか!」と医者に迫る患者のエピソードには事欠かない。医療者向けサイトに「抗菌薬を希望する患者への対処方法」なんて記事が載るほどだ。

 そもそも、一般的に風邪と呼ばれる症状を引き起こす原因の9割は、ライノウイルスやコロナウイルスだ。当然、抗「菌」薬を飲んでも意味がない。

 残る1割は細菌性のものだが、一般的な細菌のほかに「マイコプラズマ」や「クラミジア」など特殊な構造を持つ細菌が原因菌の場合が多い。こうした特殊ケースでは、原因菌を特定し、ピンポイントに効く抗菌薬を計画的に投与する必要がある。安易に汎用的な抗菌薬を飲み続けると、副作用ばかりか無駄に打たれ強い「薬剤耐性菌」を生み出しかねない。

 多少時間はかかるが、普通の風邪は自前の免疫力で治る疾患だ。はっきり言って、抗菌薬を飲もうが飲むまいが治るまでの時間は変わらない。一番の薬は十分な栄養と水分、そして「つらいだろうから、ゆっくり休んでね」という家族の愛情、である。

(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

Photo:PIXTA


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

無意味ってことはないぞ。風邪から肺炎になるのは肺炎球菌が原因である事が多いしそれを防ぐ効果はある。年寄りとか普通の人より弱ってる人には出しても問題ない。


日本では「ウイルス」「細菌」「菌類(キノコ)」「真菌(カビ)」の区別が曖昧な気もする。あと、そもそもは医者の方が無駄に抗生物質を「とりあえず処方」ってやってた気がする。それに医師の方でも、患者がくれと言ったって、効かないから出せないと言えばいいのに。拒否すると暴れたりする患者もいるのか?


「風邪」自体体調不調の総称だから、細かくするとサイキンやウイルスが関係してることも無い。体調のこと考えないで相当無理して行動したり仕事しているからなるだけ、「風邪」に成りたくないのなら休暇を多く取れ、何でも予防薬とか治療薬で治るなんて有りうる訳無い。「風邪」「インフルエンザ」は家で外出しないで大人しくして寝ていろ。絶対出てくるな


インフルとか、免疫が不全になったところで細菌の合併症でトドメ、という事例が多いので重篤だったり、高齢者や子どもだとある程度使った方が安全だぞ


細菌とウイルスが別物ってのを知らなかったよ。割とそこの誤解が多そうなんだけど自分が無知だっただけかね……記事中にそのへんの解説を頼みたかったな。おとなしくググってきます


>肺炎球菌 これも耐性菌の出現は問題になっているようだから、実際に菌が検出されて、かつ薬剤に感受性がある場合にのみ投与したほうが良い。あと話しがズレるが予防(発症ではなく感染のほうの)のためにはワクチンのほうがいいのかもしれない。


千円札の野口英世も、細菌とウイルスの違いを知らなかった。というよりもその時代にウイルスは発見されていなかった。細菌は顕微鏡で見えるがウイルスはもっと小さくて見えない(電子顕微鏡なら見える)。野口英世は、黄熱病の病原体を一生懸命顕微鏡で見つけようとして失敗した(そして黄熱病で*だ)。千円札を見るたびにそんなことを思う。


無意味ではないけど「風邪」に漠然と抗菌薬はマズい。耐性菌を防ぐために抗菌薬はあくまで「菌が原因」と判別したときに限る


あーなんかこないだラジオでやってたな。風邪の症状によって抗生物質いらないけど処方しないと「えっ?ないんですか?」ってなって、いらない事を説明してもくれという抗生物質神話を信じてる患者が結構な割合でいるそうな。そんな時はもめ事をさける為か普通に処方しちゃう医師が大半だとかなんとかいう・・・


げに恐ろしきは対処を知らぬ者なり、ってね…


風邪になる=体力や免疫が落ちてる、なので栄養取って大人しく寝るのが1番。でもこの前風邪はしんど過ぎて病院行ったら検査後に栄養点滴とビタミン点滴の処置され、帰る頃には視界がスッキリする程改善したよ。なので余りにもツライ風邪症状の時は病院で処置してもった方がいいよ。そもそも風邪に効く薬(抗菌薬含む)ならノーベル賞モノっていう。


最後の家族の愛情云々が言いたかっただけ説


要所での手洗いうがい、自宅に帰ったら上着は玄関で軽くはたいてすぐシャワー浴びる程度を気にしてたら風邪なんてもう長いこと無縁だ。医者に見当違いの文句を言う前に予防しようよ。


病院に行って待合室で無駄に体力使うくらいなら、飯と水分とビタミンC摂って毛布に包まって寝る。FA。


市販の薬飲んで症状緩和させてじっとしてた方が効果的だ、仕事が忙しい時期は医者は解熱剤か痛み止め注射だけで十分十分


医者に鼻水が黄色いかどうか聞かれて黄色いと抗生物質がくる感


無知は罪悪


インフルエンザの特効薬を開発したら、ノーベル賞です。まぁ、製薬業界からリアルに暗*れるから気をつけて。


高熱を別にして下熱剤も無意味どころか逆効果。


風邪からの蓄膿で処方された。あの頰の痛みと、くっさい洟水は忘れられない。


抗生物質・抗菌剤・ワクチン・ウイルス特効薬そりゃ違うだろ、で高熱⇒インフル、微熱+のどの痛み⇒扁桃炎という風邪テンプレがある人だけどさすがに処方は医者任せだぞ


よく考えたら細菌はバクテリアだったね、そりゃウイルスじゃないな。ググった結果、細菌は遍く存在する微生物のこと、ウイルスは生物ですらなくただの遺伝情報(が内包された超極細物質)らしい。で、特定の細胞に侵入して自身ごと増殖させるんだとか。そんな性質だから直接ウイルスをどうこうできる薬なんてほぼないらしいよ


痛みと熱に効くし、頭痛薬飲んでるだけで十分。


とりあえず医者は患者に病状や薬効の説明を徹底しような。それができるエキスパートなんだから。薬の性質について調べられるサイトとか行くと「医療関係者向けの情報です」とか言われるんだけど、それを一般の患者に見せちゃいけない理由でもあるのかと……。逆に自分の病状や飲む薬についてすら知ろうとしない患者側も問題あるけどね


素人が情報だけ見て自己判断しちゃまずいでしょ?自分の体のことは自分が一番わかるなんて寝言ほざく奴がそんなの見たらどうなるか…


>>DDD 間違った情報でない限り、自己判断でマズいのは情報を見たせいじゃなくて病状への誤解だと思うよ。その上で自分の身体は確かに自分が一番わかるはずだよ、専門的な知識を除けば。で、その知識を医者から賜るんじゃん?


医者が仕事していない可能性。(相手すんのめんどくさいから薬出しちゃえテヘ)




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