このままだと納期に間に合わないという状況で、幹部から休みを与えられたら……? それに対する会社員の割り切った思考を描いた漫画に「この精神羨ましい」「こんな図太いメンタルが欲しい」の声が寄せられています。
あくまでフィクションのブラック企業でのお話。ある日の朝礼で、「休日出勤させるといろんな所から怒られるので、仕方がないから休みにします」と幹部から言われます。青髪の子は「でも今の仕事量だと……」と納期を心配しますが、金髪の子はその心配の言葉を遮って「許可がでた時ぐらいな~素直に休めばいいんだよ!!」と強く言い放ちます。
そしてやってきたお休み当日。青髪の子も最初はたくさん寝るつもりでしたが、結局「仕事が気になって眠れない」と出勤することに。一方で金髪の子は、仕事の電話がかかってきても却下のひと言。「ゲームたのし~!!」と休みを満喫します。
休み明けに、担当の仕事が「ぜんぜん大丈夫じゃない」と話す金髪の子。「えっじゃあ どうするの?」と聞かれると、今度は「仕事なんてな~謝ればだいたいなんとかなる!!」と言い放つのでした。これがブラックな会社で生き残ってきた人間の言葉か……!(?)
Twitterでは「これくらいのメリハリがほしい」「これくらい強く生きたい」と金髪の子をうらやむ声のほか、「休日出勤しないと回せない仕事量は会社の方がおかしいからね。金髪の言う事は実は間違ってない」といった意見から、「ずっと青だったけど、やめる1年前くらいからは金髪やったわ」「休みに仕事が気になるのあるある」といった共感の声も。ちなみにフィクションだからか、コメントでも特に会社の休日出勤へのツッコミはありませんでした。フィクションだからね。
作者は木村まつりさんで、以前には「ブラック企業という汚名を返上しようとする会社とそれに苦しまされる労働者」というリアルなフィクション漫画が話題に。Twitterやpixivでは他にもさまざまなクセになるギャグ漫画を公開して人気を集めています。
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
本来,稼動人数×基準労働時間の工数でこなしきれない仕事量を設定する会社側がおかしいんだが,実際にそれで仕事が遅れると労働者側が責められる.時間外労働ってのは法律上「やむを得ない場合」「労使協定に基づいて」「会社が命令することができる」ものであってそれを前提に業務計画や経営計画を立てるのは違法のはずなんだが…
なぜか絵が頑張ってる人間を煽ってるようでイラッとくる。原哲夫の画風ならまだ慰めになるんだが
実際謝ればなんとかなる場合がほとんどだな はるか昔に国のプロジェクトを頓挫させかけたことがあったが なんとかなったぞ
休むのも仕事のうち
遠くまで上司と菓子折り持って「謝り」に行くくらいなら、休まず働いた方がマシだぞ。まぁ、相手先によるわな。
休みたいときに休めりゃ苦労*えんだよ 医者が診断書書いてくれて休みを取った時ですらその後しばらく土曜日が振替出勤になった(そんで医者がキレた) このご時世なんて大体そんなもんだ
休みたいときに休むための苦労をしてないからだな ちなみに今年は8月頭から今までまったく休暇はなかったぞ(ほかの人間はカレンダー通り) そしてボーナスと手当貰ってあしたから8末まで休暇を満喫するつもり 電話? 切っとくぞ(笑)
昔、設計してた時は、一日15~6時間普通に働いてたな。 どう考えても2週間かかるのに、納期が1週間しかないから一日に二日分働くことになる。 一月の残業が100時間は当たり前だったけど、金はたまったわ。
"「許可がでた時ぐらい素直に休めばいいんだよ!!」 ブラック企業で働く人の休日とメンタルを描いた漫画がリアル"へのコメントを書く